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「自己の運勢」 自分は運が強いのか弱いのか、 又・付いてるのか 否かは、 良いことが続けて起こるとそれが確信に変わり、 自信となって くる。 逆の場合は心の支えを失ってしまうことになる。 どのように受け止めるかは、 受け取りかた次第ととなる。 何事も良い方へと 自分に言い聞かせ、 暗示をかけていくと、 心は平安となり、 それが更に確信へと変わって行く。 何事も最善を尽くしてやってみる、 希望を持って一歩前進、 きっと目的に手が届き、 やがて成功に結び附きます 高橋 唯之 |
ある日の くそババー ある会合の帰り,電車の中シルバーシート(優先席)に男子中 学生が両足を広げ横にリュックを置き、ふてくされた様子で座っ ている。私はそのリュックを持ち上げ彼の膝に「ホレ!」と言っ て乗せ同行していた先輩に座わってもらう。 彼はそれを両足で挟む様に床に置くが、反抗的な表情は変え様 としてない。向かいの座席には やはり、やんちゃ相な男の子達 がこちらを注視している。 「彼は具合が悪いの?」と真向かいの子に聞く 「さー」との返事 「どこの学校?」 「OO中学!」 「OO中学は この間 事件があったでしょー?」 「えー ー?」 まったく!! OO中学ではなさそうだ。 「OO中学って昔はいい子が多かったよねー 今もそう?」 中学生に良い子と言うのもどうかと思うが、何と「はい!」と 返ってきた。 そんな中 下車駅が近づき 立ち上がりと同時に ふて腐れ中学生を「君はこちらに座りなさい」と 向かいの席に座らせる、反抗したときのセリフを用意していた にも関わらず、あまりにも素直に従ったのでこちらが拍子抜け してしまった。 しかし 降り際に「くそババー」と浴びせてきた。 「あんたも すぐ クソジジーだよ!」 (でも君の声は素敵だねー)の言葉は 「でも」で扉が閉じてしまった。 彼は注意されっぱなしの、怒られっぱなしで 良くない一日だったかも知れない。 くそババーとしてここから言わせてもらうよ、 「君の声は素敵だったよ!!!」 H.Toyota |